親切だと思って真実を告げるのが良いことだとは限らない


女性 40〜44歳 専業主婦

今、40歳の私ですが、20年ほど前、友達との人間関係で失敗してしまったことがあります。当時20歳ぐらいで人生経験も少なかった私は、何でも本当のことを言ってあげるのが相手にとって一番親切であると信じて疑わない人生を送っていました。今思えばなんで失礼だったんだろうと思わざるを得ません。ストレートな性格なので、オブラートに包んで話すということができなかったんですね。ある時、友達から恋愛の相談を受けました。ある男性のことが好きなんだけど、片思いで、自分はその人にアプローチしたいと思うんだけどどうだろう?と相談されました。友達は、ダメであろうと応援してほしかったようなのです。女の子ってそういう所があって、自分の心は決まっていて、あとは後押ししてほしいだけ、と、そういう所がある方が多いです。私は、あんな男の人、遊び人らしいし、あなたのことは多分タイプじゃないと思う、やめておきなよ、ってはっきりアドバイスしました。そうしたら、その子の態度が急に冷たくなって私とは話してくれなくなりました。アドバイスって、その人のことを真剣に考えるなら時には厳しいものになってしまうことも仕方ないのではないかと思うのですが、後押ししてほしかった彼女としては私の発言は迷惑であり、彼女を傷つけてしまったようでした。その人の為になると思っても、何でもズバズバ正直に思ったことを言うことだけが良いことではないのだなとその時に知りました。服を一緒に買いに行って、多少似合っていなくても似合っていると言った方が気分を良くする人もいます。あまり似合っていなくても。その人はその服を着るのが幸せなのです。そこで真実を告げると、イヤな気持ちにさせてしまうこともあるのです。それ以来私は、あまり本音を言わなくなりました。今の方が人間関係がうまくいっているので、やはり大人というのは本音と建前があるのだな、と貴重な経験をしました。

次回への対策

相手の為になるとわかっていても、本当のことを言うと傷つけてしまうこともあります。せめて言うなら、かなり遠回しに言うとか、相手によって臨機応変に考えましょう。

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