企画で大事なのは納得より説得力


男性 30〜34歳 製造業。新商品開発

新商品の発表。上役達が見守る中でのプレゼンは緊張しますが、私の企画はいつも通りません。
新人とはいえ多角的な視点による市場調査のデータから、何が一番求められているのか、という厳選したアイデアで、今の私が持てる全てを注ぎ込んだ企画は、半年経っても門前払い状態です。
それが新人だからとか拙い内容だから、なら分かりますが、私の内容は同僚と比較しても良い出来です。
そこで思わずいつものプレゼンの場で上司に「私が嫌いだから採用されないのですが」とグチってしまったのですが、上役から一言。
「だってねえ。君の発案は1つだろ?」「多角的な視点は良いけど選択肢が一つしかないのでは選びにくいよ」
「自信があるのは良いけど、普通は3つぐらい保険で用意しておくよ」
とのお言葉。心にズシーンと来ました。
確かに自信の無い同僚達は複数案で挑戦していますが、私は「これでいける!」という自信から1つのみ。
しかし私がしていたのは市場の各客層の嗜好調査であり、企画会議に参加する上役の嗜好調査はしてませんでした。目から鱗が落ちた気持ちです。

次回への対策

企画とは客に売れる物を考えるのはもちろんですが、それを商品化するか決定する経営陣を説得する内容である必要があります。
だから会社の経営状況に合わせたりして(新部門が出来たならそれと混ぜてみる等)
説得力を増しつつ、選択肢を増やすことで「Aは駄目でもCをもう少し改良すればいけるね」という発言を引き出せるのです。
ある意味で経営陣もお客様と云えます。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たる?


女性 35〜39歳 会社員

まだ入社2〜3年目の駆け出しだったころ。とにかく思いつく限りの企画を箇条書きにして上司に見せたら、「やる気あるねー」と評価され、それぞれ平行してリサーチを進めるようにと言われた。その後、その中の数本を正式な企画書にして部内の会議にかけたところ、「1人で全部できるわけがない」「結局この中で一番やりたいものは何なんだ」と袋だたきにあった。数を出せばいいというものではないんだな、と痛感しつつ、今までの苦労は何だったんだ、と途方に暮れた。

次回への対策

「選択と集中」も社会人にとって重要な能力の一つ。ひとりで出来る仕事には限りがあるので、常に優先順位を考えることが必要。